柴咲コウといえば数多い若手女優の中でも「女優」という言葉がふさわしい、数少ない女優の1人。ゆえに演じる役柄へのこだわりも相当なもので、この「少林少女」のためのカンフートレーニングも、1年以上前から始めたそうです。最初の半年は身体がついていかない状態、しかし「少林少女」の撮影が進むにつれ、どんどん身体の動きが磨かれていったと振り返っています。
柴咲コウはインタビューで「せっかく主役で名前を挙げてもらったのだから、できる限り自分でやろうと思い、泣きながら、叫びながら踏ん張った」と言い、通常ならば代役を入れるシーンも自力でこなしたそうです。
例えば背中から蹴りを入れるシーン。通常のカンフーアクション映画では、俳優へのダメージを少なくするために、手に靴を履かせて撮影します。ところが「少林少女」では、臨場感を出すために、本当に脚蹴りしてしまうのです!
柴咲コウは完成披露セレモニーのインタビューで、左足首に怪我を負ったり、両腕が腱鞘炎になったことを明かしています。それくらいの覚悟で臨んだ映画「少林少女」の他のキャストも、柴咲コウの気迫と奮闘に圧倒され、相乗効果で作品の仕上がりを高く高く追求したとか。仲村トオルは同じインタビューで「一番高い目標を掲げていて、精神的にも技術的にも引っ張ってもらった。リズムと動きについていくのが精いっぱいだったこともあり、感動に近いものがあった」と絶賛。また、香港の監督であるシンチーも「皆さんが素晴らしい仕事をしてくれて、心からうれしい。中国武術の精神が余すところなく伝えられています」と心からの賛辞を送っています。
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